ソロ(独り身)が抱える課題

前回までで、一人では行きにくいところや、誘える人が減少することについて明確化していきました。

これらの内容を踏まえて、ソロ(独り身)が抱える課題を文言としてもう少し明確にしておきましょう。

『本当は休日に行ってみたいけど、身近では気軽に誘える人がおらず、一人だと行きにくいため気軽に行くことが出来ないスポットが存在する』

こんなところでしょうか。

「気軽に行くことが出来ない」と付け加えたのは、頑張ればいけないこともないけれど、頑張ってまでどうしても行くほどのところではないというニュアンスも含まれています。

なんとしてでも行きたい場所っていうのは、頑張ってでも行きますからね。

そこまでの何が何でも感はないけれど、でも行きたい場所、というニュアンスです。

ではこの課題を解消するためには、どのような要件を備えておけばいいのでしょうか?

この辺りも解像度を上げていきましょう。

●休日に行ってみたいスポット・気になるスポットがある
 ⇨少なくとも興味を持つスポットが存在する必要があります。

●一緒に行く人がいればいい
 ⇨一人では行きにくいのですから、一緒に行く人が必要です。

●一緒に行く人は同じ好みの人がいい
 ⇨自分が好きなものに興味がない人を付き合わせるのは気を遣います。また、同じ好きだからこそ共感できることも増え、感想の共有自体が価値のある行為になります。

●気軽に誘えるといい
 ⇨相手の予定や都合を考慮すると、あまり気軽に誘えなくなります。そうではなく、もっと気軽に「暇なら〇〇一緒に行ってみない?」ぐらい気軽に誘える仕組みが必要です。

●既存のコミュニティへの参加は嫌
 ⇨いざ行ってみると他の参加者は知り合い同士ばかりだった、というのは一番楽しくない状況です。基本的には初対面同士、そうじゃなくても、あらかじめ誰と誰が知り合い同士か、ということは知っているだけで安心です。

●恋愛の冠は不要
 ⇨恋愛を冠にしてしまうと、スポット自体が楽しかったかどうかより、誰が来たか、が最重要項目となってしまいます。それではせっかく楽しめるスポットも楽しめなくなってしまいます。そのため、ソロカンではレンアイのレの字も感じさせません。

こんなところでしょうか。

改めて整理してみると、今のソロカンでもまだ実現し切れてないなぁ、と思う部分もあります。

逆にこれからはこの方向に進化させていこう、と道筋が明確になりました。

あくまでも私の整理の紹介のような形になってしまいましたが、ソロカンがどんな課題をどのような方向で解決していこうとするのかについて紹介していきました。


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