自分の中の偏愛を育てる自分自身のコミュニティを作る時代①

今までのコミュニティと言えば3つ

テストリリースしてから約1ヶ月が経ちました。

順調にイベントも開催を重ねていると同時に、やはり課題も色々見えてきて、試行錯誤の日々となっています。

なんとか今月中に本番リリースできれば、と思い鋭意改善中です。

さて掲題ですが、今の時代におけるソロカンの役割について考えるにあたって、自分自身が感じていること、特にコミュニティについての考えになります。

もともと各個人が所属するコミュニティといえば、会社(学校)、地域、家族でした。

限られたコミュニティだけが存在する時代で、この3つのコミュニティに所属していれば事足りる時代でした。

ちなみに上記に当てはまらないコミュニティだと、趣味の世界のコミュニティがあります。ここは一度入るとどっぷりのコミュニティ。

一つが濃いため掛け持ちで所属はよっぽどバイタリティにあふれる人でなければなかなか難しい、というところが特徴ですが、このコミュニティについては形は変えども現在でも存在します。

インターネットの登場とともに変わるコミュニティの形

上記趣味を除いた3つのコミュニティの時代は長く続くのですが、時代とともにコミュニティの在り方は変化していきます。

会社は終身雇用が幻想となり、転職が一般的に。

また徐々に地域というコミュニティは消滅(特に都心において)。

そして核家族化、単身世帯の増加により、家族というコミュニティはより小さくなっていっています。

こうして既存のコミュニティの形は少しずつ崩壊していきますが、当然コミュニティ自体がなくなるわけではなく、形を変えていくこととなります。

その変化は2000年前後のインターネットの登場で新たな形として明確化して行きます。

インターネットの登場により、ブログやメルマガ読者として有名人を中心とした緩いコミュニティの形が存在するようになってきました。

そして次のフェーズとして、SNSやオンラインサロンができたことで、より双方向のコミュニケーションを中心としたコミュニティができ、もう少し濃い明確なコミュニティに所属することができるようになってきました。

この段階ではコミュニティのオーナーは有名であることが必須ではなく、どのような旗が立てられたコミュニティであるか、が重要になってきました。

要は所属するコミュニティを選ぶ余地はほとんどなかった時代から、自分で自分が所属したいコミュニティを選ぶことができる時代になってきました。

そしてこれからの時代です。

少し長くなってしまいましたので、次回に続きます。